全体調整を行う
全体を左右中央表示にする
現在の表示を確認すると、文書全体の上と左に余白が確認できます。また、全体がブラウザの左側に寄って表示されています。これを、全体の余白なし、ブラウザの左右中央に表示される用に変更します。
CSS
body {
margin: 0; /* 外側余白なし */
padding: 0; /* 内側余白なし */
}
.wrapper {
width: 800px;
margin: 0 auto; /* 左右中央表示 */
}
wrapperが左右中央表示になることで、wrapperブロックに包括されるheader、main、footerも結果として左右中央に表示されることになります。
デフォルトスタイルシートについて
自分で何もスタイルシートの設定をしていないのに、何かしらの装飾が行われているケースがあります。例えば、h1要素を使用したとき、自分でスタイルを設定しなくても太字、かつ大きめのフォントサイズになるはずです。ユーザエージェント(ブラウザなど)は、最初から標準でスタイルシートを設定しています。このブラウザが標準で設定しているスタイルシートのことを「デフォルトスタイルシート」と呼び、値はCSS仕様書に明記されています。
背景の設定
body要素に背景色を設定します。今回は落ち着いた色合いの #F7F8F2 を採用しました。
CSS
background-color: #f7f8f2;
今までわかりやすさのためだけにつけていたheader、main、footerの装飾(borderとbackground-color)を削除して、ここまでの様子を見てみましょう。
今回はCSSに数行修正を加えただけで、HTMLファイルに修正を行ってはいません。
→次のページ:装飾する(header ロゴ部分)
←前のページ:構造化を進めよう