最低限必要な記述
今回の実践編におけるゴールは、トップページを完成させることです。
トップページである index.htmlファイル を編集していきます。
まず最初に、XHTML文書として必要な部分を書いていきましょう。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 TransitionalEN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
<title></title>
</head>
<body>
</body>
</html>
順に解説していきます。
XML宣言
1行目はXML宣言です。XHTMLはXMLアプリケーションであるため、この記述が必要となります。しかしIE6で表示する場合は問題が発生します。
IE6問題を避けるため、文書をUTF-8で記述し、このXML宣言は削除します。
文書型宣言
XHTML仕様には3つのドキュメントタイプ(要素・属性などのルールセット)があります。文書型宣言でどの形式を使うのかを明確に宣言します。ここではルールが緩やかなTransitional形式を選択しています。
html要素
これ以降がHTML文書であることを示します。head要素とbody要素を内容に含みます。lang属性を使用し、属性値・内容テキストの基本言語が日本語(ja)であることを明確にしています。
head要素
文書の情報を含む部分です。head要素内には必ず1つのtitle要素が必須です(複数はダメ)。title要素の内容は、ブラウザのタイトルバー部分に表示されることが多いです。
meta要素
meta要素は属性・属性値により様々な役割を果たします。ここではhtml文書が文字コードUTF-8で書かれていることを明確にしています。charsetを示すmeta要素の前に、title要素やmeta要素description属性などで日本語が出現すると、文字化けする可能性があります。charsetは早めに指定しましょう。
title要素
文書のタイトルです。検索エンジンの検索結果にも表示される重要な部分です。
body要素
body要素以下が文書の本体です。
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