ルールを決めておく
Webサイトを始めるにあたって、簡単なルールを決めておきましょう。事前に混乱の元を防ぐことは大切です。
1人で作業を行うならともかく、複数人で作業を並列的に進めるには、ルールの明確化が必要になります。
特に最終段階になってからのトラブル発生は避けたいものです。
Webサーバの階層
WEBに公開するためには作成物をWebサーバにアップロードする必要があります。
Webサーバのファイル階層構造は事前に決めておきましょう。XHTML・CSSコーディングにも影響します。
- htmlファイルはドキュメントルートの下に置く
- cssファイルは、ドキュメントルートの下にcssフォルダを作り、その中に置く
- JavaScriptファイルは、ドキュメントルートの下にjsフォルダを作り、その中に置く
- 画像ファイルは、ドキュメントルートの下にimgフォルダを作り、その中に置く
今回借りたfc2無料ホームページサービスのWebサーバにおいて、上記の設定に従い準備をします。ファイルマネージャー機能を利用してフォルダを作成しましょう。
文書作成のルール
どのように文書を書くかについても、決めておくとよいでしょう。
- 文字コードはUTF-8とする。
- 要素・属性などはXHTML仕様に従って全て小文字で書く。
- フォーマット調整にはタブを使う。タブは半角スペース4つ分とする。
コミュニケーション
意外と忘れがちなのがコミュニケーションルールです。
複数人で作成する場合はお互いの作業状況がわかるような仕組みを用意しましょう。
疑問点があったら遠慮なく確認しあえる関係が大切です。
リーダは制作現場の雰囲気作りにも配慮する必要があります。
個人で作成する場合は独りよがりにならないように注意しましょう。
実際に誰かに口を挟まれることはありませんが「もし他人の立場だったらどう思うか」という俯瞰的視点は重要です。
→次の記事:コーディング前に構想を練る
←前の記事:実際に作ってみよう 準備へ