ドキュメントの基本URIを指定するbase要素
base要素はhead要素内で使用されます。空要素なので閉じタグはありません。
href属性を使って、HTMLドキュメントの基本URIを指定することができます。
基本URIとは、相対URIを解決する際の基準として働くものです。具体例として以下のサンプルを見てみましょう。
[htmlsrc]<html> <head> <title>test</title> <base href="http://example.com/dir01/"> </head> <body> <p><a href="sample01.html">XXX</a></p> </body> </html>
上記例において、絶対URIを “http://example.com/dir01/” に指定しています。a要素のリンク先は相対URIで記述されています。
そのため、a要素のリンク先は “http://example.com/dir01/sample01.html” と解釈されることになります。
もし上記例の、絶対URIを “http://example.com/” に指定した場合、a要素のリンク先は “http://example.com/sample01.html” と解釈されることになります。