base要素・baseタグとは

ドキュメントの基本URIを指定するbase要素

base要素はhead要素内で使用されます。空要素なので閉じタグはありません。

href属性を使って、HTMLドキュメントの基本URIを指定することができます。

基本URIとは、相対URIを解決する際の基準として働くものです。具体例として以下のサンプルを見てみましょう。

[htmlsrc]
1<html>
2  <head>
3    <title>test</title>
4    <base href="http://example.com/dir01/">
5  </head>
6  <body>
7    <p><a href="sample01.html">XXX</a></p>
8  </body>
9</html>

上記例において、絶対URIを “http://example.com/dir01/” に指定しています。a要素のリンク先は相対URIで記述されています。
そのため、a要素のリンク先は “http://example.com/dir01/sample01.html” と解釈されることになります。

もし上記例の、絶対URIを “http://example.com/” に指定した場合、a要素のリンク先は “http://example.com/sample01.html” と解釈されることになります。

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