リストの項目を表す li要素
自分はブロック要素かインライン要素か | ブロック要素 |
---|---|
含むことができる要素型 | ブロック要素とインライン要素 |
名称の由来 | li は list item(リスト項目) を省略したもの |
リスト項目として利用されるli要素は、ol要素またはul要素と共に利用される(ol要素、ul要素の内部で1つ以上のli要素を含ませるルールである)。
ul要素、ol要素は1つ以上のli要素を含む必要がある。
※間違えやすいのだが、ul要素、ol要素の直下にli要素以外を配置するのは文法的に正しくない。
※定義リストを示すdl要素の項目はdt要素とdd要素を使のでli要素は使われない。
HTML
<ul>
<li>小麦粉200g</li>
<li>砂糖10g</li>
<li>牛乳1カップ</li>
<li>卵3個</li>
<li>塩コショウ</li>
</ul>
含むことができる要素について
li要素は内部にブロック要素、インライン要素のどちらも含むことができる。ほとんどのHTML要素を含むことができるため、自由度が高いのが特徴である。
最近のWEBサイトではli要素とcssのfloatプロパティを組み合わせることで項目が横並びのナビゲーションを表現する等、li要素の汎用性の高さが目立つ。
リストマーカーについて
ブラウザにおいて、ul要素に内包されるli要素には黒丸が、ol要素に内包されるli要素には1からの10進数などのリストマーカーがデフォルトで表示される。このリストマーカの種類はスタイルシートを利用する事で変更が可能である。
具体的にはcssの「list-style-type」や「list-style-image」を利用する事でリストマーカーの表示種別を変更する。
以下、スタイルシートでリストマーカーを変更した実例を示す。
- 黒丸 list-style-type:disc;
- 白丸 list-style-type:circle;
- 表示しない list-style-type:none;
- 四角 list-style-type:square;
- 自分で用意した画像(横向き三角の画像) list-style-image: url(xxxx);
また、cssの「list-style-position」を利用する事で、リストマーカーを基本となるブロックボックスの外側に配置するか(outside)、内側に配置するか(inside)を指定することができる。
これはp要素内に記述された文章です。左端が基本ブロックボックスの基準位置になります。
- これはlist-style-positionプロパティの値にoutsideを設定した例になります。基本ブロックボックスの外側にリストマーカーが配置されます。
- これはlist-style-positionプロパティの値にinsideを設定した例になります。基本ブロックボックスの内側にリストマーカーが配置されます。