各種フォームコントロールやテキストを包括するform要素
フォーム要素自体が何かコントロールを表示するわけではありません。テキストボックスやチェックボックスなどを表示したい場合は、form要素の内部にinput要素を別に用意します。
各種フォームコントロールやテキスト、リスト等を包括し、フォーム内のコントローラの操作に必要な以下の情報を属性値で指定します。
- action属性によるフォーム処理プログラムのURI
- データをサーバに送信する方法(getまたはpost)
下のソースコード例を見てみましょう。action属性の値が「sendmail.php」、method属性の値が「post」となっています。これは、ユーザが「送信」ボタンを押した時に、フォーム内のコントローラに設定されている値（ここではname属性”textname”であるinput要素のvalue属性値 ）を、POST形式でsendmail.phpに送信することを意味しています。
HTML
<form action="sendmail.php" method="post">
<label for="textname">名前:</label>
<input type="text" name="textname" value="ここに名前を入れる">
<input type="submit" name="submitform" value="送信">
</form>attribute（属性）について
action = uri
フォーム処理先URIを指定する。
method = get|post
submitによるフォームデータ送信にあたりgetまたはpostどちらのメソッドを用いるかを指定する。デフォルト値はgetである。
enctype = content-type
method属性値がpostの場合、データ送信する際のMIMEタイプを指定する。 デフォルト値は “application/x-www-form-urlencoded”である。
accept-charset = charset
listデータ送信先サーバが受け入れる文字符号化方法のリストを指定する。
accept = content-type-list
データ送信先サーバが処理するMIMEタイプをコンマ区切りで列挙し指定する。
name = cdataform
要素に名前をつけ、スタイルシートやスクリプトから参照できるようにする。